研究課題/領域番号 |
15J02663
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 岡山大学 (2016) 大阪大学 (2015) |
研究代表者 |
上杉 健志 岡山大学, グローバル人材育成院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 枯葉剤関係の学会発表準備 / 軍事環境人類学関係の論文校正 / 毒と疫学関係の先行研究 / 枯れ葉剤関係の論文執筆・掲載 / 軍事環境人類学の論文執筆・掲載 / 公害裁判関係の先行研究 / 資料収集 |
研究実績の概要 |
28年度は、公害の歴史と裁判資料の精読、日本文化人類学会誌の研究展望論文「軍事環境人類学の展望」(文化人類学 81(1), 93-107, 2016 )の最終校正を行ったほかに、2回の学会発表と1回のシンポジウム発表、そして29年度初頭の学会発表の準備を行った。 1)国際人類学会(IUAES)@ドゥブロブニク、クロアチア(5月4-9日):パネル「Unravelling Uncertainty: tactics and aesthetics of living with toxic contamination」のオーガナイザーとして参加。研究発表「Risk, uncertainty and witnesses of Agent Orange」。 2)日本文化人類学会@南山大学(5月29日)研究発表「曖昧さの倫理~毒物リスクと不在の「被害者」」。 3)フィールドネット・ラウンジ・シンポジウム 「「毒」のバイオグラフィー学際的な知の交差を通じて現代世界のフィールドワーク手法を考える」(2017年1月21日@東京外語大学)研究発表:「「枯葉剤は毒ではない」…?アルーイからブルックリンへ」 4)カナダ文化人類学会(CASCA)・国際人類学会(IUAES)合同大会(2017年5月2日~7日):パネル「Poison, Movements and Communities」のオーガナイザー、「Toxic Epidemic/Toxic Communities」の発表準備。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
28年度は、弁護士や疫学者のインタビュー、アスベスト・ダイオキシンなどの公害問題の科学史的研究を主に行うつもりでしたが、思うように研究が進みませんでした。
代わりに、学会発表(1)(2)と投稿論文の校正、博士論文を基にモノグラフを出版する準備などを行いました。
また、2016年8月に岡山大学に就職し、新プログラム設立に関わり始め、一時的に研究にかけられる時間が減りましたが、2017年に入り、少し研究を再開できるようになり、シンポジウム(3)と学会発表(4)の準備と、先行研究を中心とした文献の精読を行いました。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、疫学と毒性物質研究の科学史的研究を、文献とインタビューを通して行う。
また、岡山大学に就職し、香川県の豊島に近くなったため、今後は「豊島産業廃棄物事件」に関する聞き取り調査とこれらを合わせて行う。
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