研究課題/領域番号 |
15J02667
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
野澤 一太 大阪大学, 産業科学研究所, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2017年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | フォトカソードRF電子銃 / 超短パルス電子ビーム / コヒーレント遷移放射 / アト秒電子ビーム / 磁気パルス圧縮器 / レーザーフォトカソードRF電子銃ライナック / 電子ビームパルス幅測定 |
研究実績の概要 |
当該年度は、前年度までの研究成果を基に、本研究の主たる目的であるアト秒電子ビームの発生と計測を試みた。 また、採用最終年度であるため、当該年度までに得られた研究成果のまとめを実施した。 以下では、具体的に実施した研究内容について記載する。
前年度までに実施したGeneral Particle Tracer(GPT)を用いたビーム軌道計算から求めた電子ビーム圧縮条件に基づいて、磁気パルス圧縮器を構成する電磁石の磁場を調整し、最短パルス電子ビームの発生を試みた。電子ビームパルス幅の測定は、電子ビームがアルミミラーと真空の境界面で放射したコヒーレント遷移放射(Coherent Transition Radiation, CTR)をフーリエ分光することで実施した。本研究で構築したパルス幅測定系は、2つの異なる検出器(ボロメータとMCT検出器)を備えているため、両検出器でCTRを同時測定することにより、広帯域なCTRの周波数スペクトルを得た。超短パルス電子ビーム発生実験時には、空間電荷効果によるエミッタンスやパルス幅の増大を低減するために、電荷量をピコクーロンオーダーに設定して実験を実施した。実験結果として、preliminaryではあるが、電荷量0.7 pCで1 fsの電子ビームの発生と計測に成功した。本研究の目的であるアト秒電子ビームの発生には至らなかったものの、本研究を通じて得られたフェムト秒領域の電子ビームの発生と計測に関する知見は、今後の超短パルス電子ビーム発生・計測や超短パルス電子ビームの応用実験に寄与するものであると考える。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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