研究課題/領域番号 |
15J02715
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 日本女子大学 (2016-2017) 東洋大学 (2015) |
研究代表者 |
永野 咲 日本女子大学, 人間社会学部, 学術研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,410千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2015年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 社会的養護 / 当事者参画 / 体系化 / 当事者 / 参画 / 児童養護施設 / 里親 / 当事者団体 / アフターケア / アドボカシー |
研究実績の概要 |
本研究は、社会的養護における当事者活動が、真に当事者主体のものとして社会的に成立する条件の解明を目的としている。そのため、以下の3つの研究課題を設定した。①当事者参画が先行する国内の他領域との比較分析、②社会的養護における当事者活動の類型化、③海外の先行事例収集・検討の3つの課題を設定している。 3年目となる本年度には、これまでに得られた社会的養護における当事者活動の類型化と当事者参画による制度の成立課程について、より精緻化させることを計画した。そのために、米国で活動を続けておるエキスパートにインタビュー調査を実施し、米国の当事者団体の類型化と制作成立過程における当事者参画のインパクトについて、確認した。 また、得られた結果については、日本子ども虐待防止学会第23回学術集会ちば大会での大会企画シンポジウムにおいて、「社会的養護の子どもの参加・参画をめぐって─当事者の声とそれを支える大人たちの役割」をコーディネートし、これまでの成果を広く公表するとともに、カナダとアメリカから専門家を招聘し、国内の研究者・実践者4名を加えて、意見交換を行い、日本での当事者参画の体系化について検討を深めた。 3年度間の成果として、日本において社会的養護領域における当事者参画を体系化するには、日本においてほとんど見られない政策参画を行う団体の組織化が必須であり、そのためには、制度化のプロセスにおいて当事者の参画する仕組みが重要であると考えられる。その際には、制度先進国で実施されているような当事者の安全性を担保するトレーニングやプログラムが必要であり、当時に開発していくことが求められる。 今後(採用期間終了後)もさらなる研究を続け、社会的にも要請されつつある社会的養護領域での当事者参画について、体系化と具現化を発展させていく所存である。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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