研究課題/領域番号 |
15J04018
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡田 聡 京都大学, 文学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 実存哲学 / 宗教哲学 / キリスト教 / カール・ヤスパース / ハインリヒ・バルト / フリッツ・ブーリ / ペーター・ヴースト / 二十世紀ドイツ語圏のプロテスタント思想史 / ハインリッヒ・バルト |
研究実績の概要 |
・「ハインリヒ・バルトの「実存の哲学」とカール・ヤスパース」、『宗教研究』第388号、日本宗教学会、2017年、25‐45頁。
本論では、カール・バルトの「忘れられた弟」、ハインリヒ・バルトを取り上げた。第二節で「実存の哲学」と『実存の哲学の概説』、『実存の認識』を主に用いて、ハインリヒ・バルトにおける「実存の哲学」を検討した。ついで第三節で「真正の実存主義と誤った実存主義」および「信仰の真理へと関わる実存の哲学の根本諸性格」を主に用いて、ハインリヒ・バルトにおける哲学と信仰の関係を考察した。ハインリヒ・バルトによれば、信仰が「真理においてある」のに対して、哲学はその真理を「追考する」。聖書の言葉が直接的なリアリティを持っているのに対して、哲学の概念はその追考にすぎない。「キリストにおける神の現象を哲学は発見しなかった」。すなわち「直接に語りかけるアクチュアリティの点で、また、投げ掛けられた問いと差し出された答えの徹底的な鋭さの点で」、哲学に対して信仰は優位に立っているのである。最後に第四節でハインリヒ・バルトとカール・ヤスパースの関係を明らかにした。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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