研究課題/領域番号 |
15J04185
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木場 裕紀 東京大学, 教育学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ダンス教育 / 学問としてのダンス / マーガレット・ドゥブラー / 高等教育におけるダンス / 女子体育 / 芸術教育 / 進歩主義教育 / アメリカの芸術政策 |
研究実績の概要 |
本研究の初期段階では日米の学校ダンス史の比較研究を行う予定であったが、研究を進めるにつれて資料的制約や比較研究の方法論的問題に直面し、前年度に研究計画を変更して、対象をアメリカ高等教育機関におけるダンス教育の歴史的変容に絞った。本年度は、前年度に渉猟した史資料の精査及び分析を行い、ウィスコンシン大学マディソン校ダンス・プログラムの歴史的変容について研究成果の発表及び論文執筆を行った。また、前年度に収集しきれなかった資料や新たに分析する必要性が生じた資料を収集するため、9月から10月にかけてウィスコンシン大学マディソン校アーカイブ室を訪問した。 研究の成果については7月に韓国で行われた国際学会にて発表を行ったほか、査読付き論文を2本発表することができ、いずれも掲載が決定した。執筆した論文の内容は、アメリカで最も長い歴史をもつウィスコンシン大学マディソン校のダンス・プログラムについて、その草創期におけるカリキュラム構成の検討を行ったものと、ダンス・プログラムの設立に大きな役割を果たしたマーガレット・ドゥブラーの舞踊教育論を、彼女が教えを受けていたジョン・デューイの美的経験論をヒントに解読したものである。いずれもこれまで十分に明らかにされてこなかったマーガレット・ドゥブラーの舞踊教育観と彼女が構想したダンス・カリキュラムとの連関を明らかにし、20世紀初頭のダンス教育に関する教育哲学と教育内容との整合性を明らかにした点で意義があると考えている。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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