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初期分泌経路オルガネラにおけるカルシウム恒常性破綻に対するストレス応答制御

研究課題

研究課題/領域番号 15J05492
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 応用生物化学
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

佐々木 桂奈江  兵庫県立大学, 生命理学研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2015-04-24 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードゴルジ体 / ストレス応答
研究実績の概要

ゴルジ体ストレス応答とは、ゴルジ体の処理能力を超える事態に対して、能力を増強することで恒常性を維持する、細胞の生命活動に必須の適応機構である。小胞体と同様にゴルジ体にも高濃度のCa2+がストックされており、Ca2+は翻訳後修飾や選別輸送など、ゴルジ体の機能に重要な役割を果たしている。そこで本研究では、ゴルジ体内のCa2+を枯渇させることにより発生したストレスに対する応答の新規経路解明を目的とし、以下の実験を行った。
本研究では、ゴルジ体内のCa2+枯渇によるストレスを誘導するため、ゴルジ体に局在するCa2+ポンプSPCA1阻害剤のbis-phenolを用いた。前年度はbis-phenol処理細胞を用いて次世代シークエンサーによる網羅的遺伝子発現解析を行い、GOLGA5, KIFC3, STX11, ZFPL1の発現誘導がゴルジ体ストレス応答の新規経路によって制御される可能性を見出した。今年度は、これら4遺伝子について、転写開始点から2 kbp以内のDNA領域をレポーターのルシフェラーゼ遺伝子につなぎ、bis-phenol処理による転写活性測定を行った。GOLGA5遺伝子については、トランスフェクション方法や薬剤濃度、薬剤処理後の培養方法について条件検討を行い、bis-phenol処理による活性の上昇を確認することができ、bis-phenol処理によりGOLGA5遺伝子の転写活性領域が直接制御されることが明らかとなった。また転写開始点を+1とした場合、GOLGA5遺伝子の-1773から-951までの領域を欠失させると、bis-phenol処理による活性上昇度が大きく下がったことから、-1773~-951の領域内に転写活性の重要な領域があると考えられ、現在解析を進めている。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] MLX is a transcriptional repressor of the mammalian Golgi stress response.2016

    • 著者名/発表者名
      Mai Taniguchi*, Kanae Sasaki-Osugi*, Masaya Oku, S Sawaguchi, Yumeto Kawai, Sadao Wakabayashi and Hiderou Yoshida. (*: both authors equally contributed to this work)
    • 雑誌名

      Cell Structure Function

      巻: 41 号: 2 ページ: 93-104

    • DOI

      10.1247/csf.16005

    • NAID

      130005254750

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [学会発表] ゴルジ体におけるカルシウム恒常性破綻に対するストレス応答制御2017

    • 著者名/発表者名
      佐々木桂奈江、谷口麻衣、若林貞夫、吉田秀郎
    • 学会等名
      2017年度生命科学系学会合同年次大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-11-26   更新日: 2024-03-26  

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