研究課題/領域番号 |
15J05597
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
逢坂 麻由子 慶應義塾大学, 医学部 (信濃町), 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | タンパク質品質管理機構 / UBQLN2 / optineurin / progranulin / ubiquilin2 / ALS / TDP43 |
研究実績の概要 |
最近amyotrophic lateral sclerosis (ALS) 患者の全exon解析にて新たなALS/front temporal dementiaの原因遺伝子TBK1が同定された。通常状態でoptineurin、p62、TBK1はautophagosomeに局在しているが、TBK1に変異が生じるとTBK1はその機能を喪失し、autophagyが障害されこれら3つの分子は封入体として蓄積すると推測されている。 TBK1がoptineurinやP62の上流でautophagyの進行に必須であり、その機能喪失がautophagyの障害を引き起こすことはALS発症カスケードを想定する上で重要だ。野生型と機能喪失型TBK1プラスミドを用い、N2a細胞において野生型TBK1もしくは機能喪失型TBK1と野生型ubiquilin2もしくはALS関連変異型ubiquilin2そして野生型ubiquitinを共発現させ、免疫ブロットにより機能喪失型TBK1の与える影響を検討したがubiquitinの発現量に有意差は認めなかった。同様にTBK1-optineurin-ubiquilin2経路に与えるTBK1の作用を検討するため、TBK1の作用点であるoptineurinの217番目のアミノ酸塩基であるセリンをアラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸にそれぞれ変化させた変異型optineurinプラスミドを作成し、N2aに各変異型optineurinを発現させ野生型もしくは変異型ubuquilin2そして野生型ubiquitinを共発現させ、免疫ブロットによりubiquitinの発現量を検討したが有意差は認めなかった。また野生型もしくは変異型ubiquilin2および野生型ubiquitinを共発現させたN2a細胞にTBK1阻害薬を作用させ免疫ブロットを行ったが、有意差は認めなかった。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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