研究課題/領域番号 |
15J05777
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
新田 理人 広島大学, 生物圏科学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,070千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 単生虫類 / 分類 / 外来生物 / 寄生虫 / 単生類 / 淡水魚 / 国外外来生物 / 国内外来生物 / 生物多様性 |
研究実績の概要 |
資源に悪影響を与えるリスクを持つ魚類寄生性外来単生虫類相とそのリスク評価を始めとした生態的特性の解明,および在来生態系に与えている影響を明らかにし,外来単生虫類の侵入防除・駆除手法の確立を目的として研究を行った.本年度はこれまでに採集できなかった国外・国内外来魚の補助的な調査と,これまでに得られた外来単生虫類に関する総括を行い,以下の成果を報告,また発表を予定している. これまでの調査で合計31種の国外外来魚を十分に検査し,そのうち18種から約28種の外来単生虫類が採集された.そのうち,本年度はティラピア類に寄生していた外来単生虫類に関して国内学会で報告した.また,外来単生虫類の宿主は漁業資源として稚魚・成魚が輸入された魚種がほとんどを占めていることが明らかとなり,成果の総括は国内学会で報告し,また国際シンポジウムにおいて報告した. 外来魚類調査の過程で得られた在来単生虫類のうち,ミナミメダカから得られた2種はそれぞれ宿主特異的であることが示唆され,ミナミメダカ自体が絶滅危惧種でありかつモデル生物として重要であったことからそれぞれの単生虫類について記載論文を執筆し,1種は新種として記載され,もう一種は現在記載論文を投稿中である.また,漁業資源となる魚種から得られた単生虫類2種は系統的および国内の単生虫類相を俯瞰するうえで重要と判断し,それぞれ新種として記載した. 外来魚調査の過程で得られたコイ科魚類は国内でこれまでに正式に報告されていなかった国外外来種カワイワシであることが形態と分子データから判明し,正式に報告した. さらに,本研究で得られた外来単生虫類の情報を含め,過去日本で行われた単生虫類に関する研究を総括し,国内学会および国際シンポジウムにて報告,単後吸盤亜綱の情報を中心としてまとめた総説を出版した.
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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