研究課題/領域番号 |
15J07813
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
中村 伸子 東京藝術大学, 音楽研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2016年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2015年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ウィーン / ハリウッド / E. W. コルンゴルト / 20世紀の音楽 / 亡命作曲家 / 米国議会図書館 / 映画音楽 |
研究実績の概要 |
科学研究費および私費によりオーストリアのウィーンに滞在し、オーストリア国立図書館、ウィーン市庁舎図書館にて調査した。これにより、ウィーンにあるコルンゴルト関係資料のデータベースを作成すると同時に、同時代の音楽文化状況について文献調査を行った。オーストリア国立図書館にはコルンゴルトおよびその家族の手紙が2,000点以上、ウィーン市庁舎図書館には約70点収められていることが分かり、それらの日付・送信者・受信者・枚数などを記録した。 また、ウィーン滞在中はウィーン音楽演劇大学(ウィーン国立音楽大学)において非正規学生として学び、コルンゴルトをはじめとする同時代の亡命作曲家の研究状況を中心に見聞を広めた。加えて、滞在中にコルンゴルト周辺の研究・調査を行う多くの研究者と知り合えたことも大変有意義だった。 2017年3月には国際音楽学会(IMS)東京大会に参加し、米国議会図書館(ワシントンD. C. )所蔵のコルンゴルト関連一次資料について口頭発表を行い、今後の研究発展を期待する多くの激励の言葉を受けた。 コルンゴルトが前半生を過ごしたウィーンに焦点を置いた当該年度における研究は、コルンゴルト関連一次資料の全貌を把握し今後の研究の基礎を作る、という本研究の目的において、非常に意義のあるものとなった。今後は、資料のデータベースのさらなる構築とその分析を進め、いち早くひとつのまとまった成果とできるよう努めたい。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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