研究課題/領域番号 |
15J08228
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2016-2017) 国立研究開発法人農業生物資源研究所 (2015) |
研究代表者 |
管原 亮平 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門 昆虫制御研究領域, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | サバクトビバッタ / コラゾニン / 体色制御 / 相変異 / トノサマバッタ / 幼若ホルモン / Takeoutタンパク質 / 転写因子 / ホルモン / RNAi / アルビノ / 地理的変異 / 強制発現 |
研究実績の概要 |
群生相バッタの黒化誘導ホルモン、コラゾニンの下流で機能する転写因子を同定し、Loctと名付けた。LoctにはLong型とShort型が認められ、ツーハイブリッド法や共免疫沈降法による解析で、Long間、Short間で相互作用が観察された。Loctのノックダウンは群生相の黒い体色を茶色に変化させたが、形態的特徴のF/C値は典型的な群生相のままであった。Loctに加えて、メラニン化関連因子Yellowや、Takeoutファミリーに属するAltoもコラゾニンの下流で機能し、これらは皮膚で強く発現していた。コラゾニン以外に他の因子がこれらの発現誘導には必要であることが判明した。これらの結果をまとめて、コラゾニンシグナリング経路のモデルを提唱した。 次いで、サバクトビバッタ終齢幼虫の黄色を制御するタンパク質としてYPT遺伝子を同定した。YPTタンパク質は先行研究において、成虫期黄化を制御する密度依存的および性依存的なタンパク質であるとされていたが、本研究により、密度や性非特異的に幼虫期で機能していることが判明した。温度や環境色が幼虫期YPTの発現量を制御し、バッタの体色に影響を与えていることが明らかになった一方で、幼若ホルモンやコラゾニンなどのホルモンもYPTの発現量に影響を与え、体色を制御していることを示した。 バッタの飼育の過程でフンにバッタの産卵抑制成分が含まれていることが判明した。本成分は水溶性で熱に強い特性を持ち、植物由来である可能性が明らかになった。また、バッタが孵化する際には、卵塊中の各々の卵が同調し、2段階のメカニズムで制御されていることが判明した。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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