研究課題/領域番号 |
15J10363
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
神田 惟 東京大学, 人文社会系研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2017年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | イスラーム美術史 / イスラーム地域 / ラスター彩 / シーア派 / 碑文学 / ペルシア語銘文 / アラビア語銘文 / 絵画史料 / 釉下彩・ラスター彩 / 工人・詩人 / ペルシア語詩 / ペルシア語文化圏 / サファヴィー朝 / マムルーク朝 / フスタート / 釉下彩 / 墓石 / カーシャーン |
研究実績の概要 |
2017年度は、前年度までに英国およびイランで収集した史料およびデータの分析と同時に、イスラーム美術史研究の中心地である北米における成果公表、および人脈拡大に努めた。具体的には、2017年8月17日より2018年1月15日まで、研究指導委託制度を利用し、 ハーヴァード大学のAga Khan Program for Islamic Architectureに訪問学生研究員の身分で滞在した。受け入れ教官である同プログラムのProf. Gulru Necipogluは、イスラーム美術史のトップジャーナルであるMuqarnasのチーフ・エディターであるのみならず、釉下彩技法が著しい発展を遂げたオスマン朝下のアナトリアの物質文化に造詣が深いことで知られる。彼女の指導を受けたことにより、オスマン朝、サファヴィー朝、ムガル朝という、宗派を異にしながら、いずれも先行するティムール朝期の文化的遺産の上に成立した近世帝国が鼎立した時代の、文学と美術の密接な関わりについて、比較文化史的視座で分析することが有効であるのではないかという気付きを得た。滞在中は、主に、ハーヴァード大学Fine Arts Libraryにて、貴重書の複写・閲覧を行なったほか、同大附属美術館にて関連美術作品の調査を行なった。本出張の成果の一部については、2017年11月19日にワシントンDCで行われた北米中東学会(The Middle East Studies Association [MESA])で口頭報告を行なったほか、2017年12月27日に人文社会系研究科教務課に提出した博士予備論文に反映された。加えて、前年度、Muqarnas 34号に受理された論文が刊行されたこと、Orient 52号に発表した論文で日本オリエント学会第39回(平成29年度)奨励賞を受賞したことも、今年度の特筆に値する成果である。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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