研究課題/領域番号 |
15J11299
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
廣瀬 幸 東京電機大学, 大学院先端科学技術研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2016年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2015年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 電波伝搬 / マイクロ波帯 / 広帯域 / アンテナ / 超広帯域 / 人体近傍電波伝搬 |
研究実績の概要 |
[小型科学衛星内電波伝搬] 小型科学衛星内の送受信アンテナの向きおよび場所を変更させた場合におけるマイクロ波帯広帯域電波伝搬特性を,ベクトルネットワークアナライザ(VNA)により測定した.これまでに距離依存性は評価していることから,今回は送受信アンテナ間距離は一定とした.アンテナ設置場所は直接波の存在するLOS(line of sight)環境,直接波の存在しないNLOS(non-LOS)環境の各5か所の場合において,送受信アンテナの向きの組み合わせ9通りで合計90通りの場合において測定した.遅延特性では,LOSおよびNLOS環境において送受信アンテナの向きによる組み合わせの影響は確認できなかった.占有周波数帯域幅に対するアンテナの向きの組み合わせにおける利得変動は,占有帯域幅を広くするとアンテナ偏波による影響は少なく,偏波による依存性は無いことが確認できた. [小型航空機内電波伝搬] 小型航空機内のマイクロ波帯広帯域電波伝搬特性の伝搬特性を明らかにした.遅延プロファイルより多くの反射波が到来することを確認した.狭帯域信号ではフェージングにより信号の落ち込みが生じたが500 MHz以上の帯域幅では,空間的な利得変動は5 dB以内に収まった.遅延特性は,窓などから電波漏れから超遅延はなく遅延スプレッドは14 ns以内に収まり,場所による依存性はほぼ無かった. [淡水/海水中電波伝搬] 淡水中におけるHF(High Frequency; 3-30 MHz)帯において計測システムの不具合や測定手順の簡易化を目的とし,淡水中で実験を重ねた.実験結果は去年度報告したので省略する.さらに,岸壁からおよそ2 m,海面下2 mにフレームを配置して海水中で送受信アンテナ数 1×3の伝搬特性を計測した.VNAで中心周波数10 MHz,帯域幅500 kHzにおけるアンテナ利得を含む伝達関数を測定した.
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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