研究課題/領域番号 |
15J11979
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
瀬尾 華子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2016年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2015年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | テレビ制作者への聞き取り調査 / テレビ・アーカイブの整備 / 地方局 / 核燃料サイクル施設 / 制作者への聞き取り調査 / 『NNNドキュメント』の創設 / アーカイブの整備 / 原発関連番組のデータ入力 |
研究実績の概要 |
本研究は、報道ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント』のアーカイブの整備とこの番組を対象とした原発の表象の分析を行い、民放・ローカルテレビを通して原発の社会的な意味がどのように作り出されてきたのかを明らかにするものである。この目的を達成するため、当該年度では「番組の表象分析と論文執筆」を主とした研究活動を予定していた。これに加え、昨年の研究実施状況を踏まえて「番組制作関係者への聞き取り調査」と「アーカイブの整備(番組情報のデータベース化)」に関する作業も同時に進めた。 「番組制作関係者への聞き取り調査」としては青森放送の元ディレクターにインタビューを行い、携わった番組の制作経緯と演出方法、特に原子力に関する番組はどのように制作されたのかということについて調査した(2016年7月23日に青森市内で実施)。この聞き取り調査の結果は、論文執筆を予定している。 また、日本テレビ放送網の元プロデューサーへのインタビューも実施し、携わった番組の制作経緯と演出方法や、『NNNドキュメント』の制作方針・体制などについて調査した(2017年1月18、23、24日に電話にて実施)。この聞き取り調査の結果は、NNNドキュメント共同研究プロジェクト第16回研究会(2017年1月26日)で報告した。 その他、所属研究室ゼミ(2016年5月11日/12月14日)やNHK放送文化研究所ドキュメンタリー研究会(2017年3月9日)では、本研究に関連する理論的分析についての報告を実施した。そして、ドイツで行われた国際会議でも関連するテーマでの発表を行い、「原子力とメディア」に関しての議論を行った(2016年7月4日)。また、社会情報学会より「2015年度学会大会研究発表優秀賞」「2016年度論文奨励賞佳作」を受賞した(2016年9月10日)。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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