研究課題/領域番号 |
15J12081
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
柿沼 薫 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 気候変動 / 社会ー生態システム / 脆弱性 / モンゴル放牧草原 / 気候変動影響評価 / 社会-生態システム / 干ばつ / 遊牧 / 持続的資源管理 / 降水量変動性 / 遊牧民 / 適応策 |
研究実績の概要 |
気候変動に伴う極端な気象現象(干ばつ・洪水など)の増大は、人類が直面する重大なリスクの一つである。国連・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次報告書によると、乾燥地は将来の気候変動によって干ばつ頻度の増加が懸念されており、気候変動が資源利用へ与える影響の評価と、持続的資源管理を実現するための適応策の提案が早急の課題である。気候変動への脆弱性を評価するためには、社会と生態系が歴史的に築いてきた関係に着目し、気候変動に対する社会・生態的相互作用の応答を明らかにする必要がある。 申請者は当該年度、コロンビア大学/NASA Goddard Institute for Space Studiesへ滞在し、海外の研究者とも協力しながら、気候変動下における社会―生態システムの応答について研究を展開させた。とくにモンゴル放牧草原を対象に、気候変動に対する社会―生態システムの応答と脆弱性の解明に取り組んだ。Hazard (気温、降水量、干ばつ指数),Exposure (家畜密度、人口密度)、Vulnerability(遊牧民の災害時移動、災害に対する植生の応答)に着目し、それぞれのトレンドを文献調査およびデータ解析から明らかにした。これらの成果は国際学会で発表され、論文の準備も進められている。さらに、気候が大きく変動する環境における草原生態系の荒廃からの回復可能性についても検証した。これらの結果は、Journal of Vegetation Scienceに論文として発表している。そして、世界における植生のデータベース(GrassPlot)へも参加し、気候変動の影響評価を実施する上で重要となる、グローバルスケールでのデータベース構築にも貢献した。この成果も、Phytocoenologia,へ共著論文として発表されている。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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