研究課題/領域番号 |
15K00020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 会津大学 |
研究代表者 |
渡辺 曜大 会津大学, コンピュータ理工学部, 上級准教授 (70360675)
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研究分担者 |
前田 多可雄 会津大学, コンピュータ理工学部, 上級准教授 (00264565)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 暗号 / 秘密分散 |
研究成果の概要 |
秘密分散法とは,資格を有する参加者集合のみが復元できるように秘密情報を分散暗号化するための暗号技術であり,重要な情報に対する安全なアクセス制御を実現するための核となる技術です.本研究では,人間の目や耳を用いて復号演算を実行することのできる一風変わった秘密分散法について,いくつかの具体的な構成法を与え,その存在性を確認しました.また,与えた構成法の特性を評価し,その最適性や既存の構成法と比較した特徴について調べました.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な意義として,複数画像を暗号化する人間の目を用いて復号可能な秘密分散法に関しては,(1)最も一般的なアクセス構造を実現する構成法を与えてアクセス制御の適用範囲を最大化したこと,(2)ある構成法が最適でないことを示す簡単な方法を例示したこと,また,音声情報を暗号化する人間の耳を用いて復号可能な秘密分散法に関しては,(3)その定式化を与え,それをみたす構成法が実際に存在することを示したこと,が挙げられます.
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