研究課題/領域番号 |
15K00042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
山本 渉 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (30303027)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 多変量寿命データ / 時間尺度関数 / セミパラメトリック法 / 信頼性工学 / オンラインモニタリングデータ / オンラインモニタリング / 寿命分布 / 時間尺度 / 再生過程 / 累積曝露モデル |
研究成果の概要 |
本研究課題は、多変量の寿命データの解析に関して、確率分布を仮定せずに時間尺度関数をセミパラメトリックに推定する方法に注目し、その方法の精度向上、また安定した推定を行うための改善に取り組んだ。加えて、同じ背景を共有するが異なるモデルに累積暴露モデルがあり、それとの関係を明らかにした。この両者の関係を論じた研究はこれまでになく、本研究の成果は新規性があるだけでなく、常時状態監視で得られるデータのモデリングと解析の際の時間尺度の取り方にも指針を与えた。累積暴露モデルについては、推定アルゴリズムの改良にも取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多変量の寿命データに同時分布を仮定して解析するアプローチは、変量間の関係を柔軟に定式化できる多変量寿命分布が少なく、一定の限界を迎えていた。また監視技術のコモディティ化と情報通信ネットワークの普及により、オンラインモニタリングを導入する敷居がとても低くなり、常時稼働する製品やシステムを中心に、多くのオンラインモニタリングデータが得られるようになってきた。そこで本研究では、周辺分布にパラメトリックな分布を仮定せずに、多変量の寿命データに対して、時間尺度関数を仮定した解析を行うことができる推定方法に着目し、その適用範囲の拡大や、オンラインモニタリングデータの解析についての研究を行いたいと考えた。
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