研究課題/領域番号 |
15K00071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
金子 晴彦 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (70392868)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 可逆データ圧縮 / 辞書式符号化 / 同期誤り訂正 / 可逆圧縮 / 圧縮遅延 / 圧縮スループット / データバス / 同期誤り / 挿入/削除誤り / LZ77 / データ圧縮・伸張回路 / データ圧縮 / 圧縮・伸張回路 / スループット |
研究成果の概要 |
大規模計算機シミュレーションやビッグデータ解析などのデータインテンシブコンピューティングでは,大量のデータを高速にプロセッサに供給する必要があることから,メモリバスやノード間ネットワーク等のデータバスのスループット向上が求められる.本研究ではデータバスの実効スループットの向上を目的として,データバスに適した符号化技術(可逆データ圧縮法と同期誤り制御符号化法)を構築した.シミュレーションによる評価を行い,提案手法は従来手法と比較して高い圧縮率と,誤り制御能力を有することを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会的意義:本研究成果は,大規模科学技術シミュレーションやビッグデータ解析等の処理能力向上に寄与できると考えられ,今後は,スーパーコンピュータ等のHPC分野への適用に向けてより詳細な検討を行うことが重要であると考えられる.また,提案した符号化技術を演算アクセラレータ,GPU,等のIOバスへ適用することにより,小規模な計算機システムの処理能力の向上も期待できる. 学術的意義:データバス向けの可逆データ圧縮アルゴリズムと同期誤り制御符号を新たに構築したことから,符号理論,情報理論の観点からも一定の意義を有する成果が得られたと考えられる.
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