研究課題/領域番号 |
15K00076
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
平田 博章 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 准教授 (90273549)
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研究分担者 |
布目 淳 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 助教 (60335320)
柴山 潔 京都情報大学院大学, その他の研究科, 教授 (70127091)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 計算機システム / ハイパフォーマンスコンピューティング / 投機実行 / スレッドレベル並列処理 / メモリシステム / ハイパフォーマンス・コンピューティング |
研究成果の概要 |
逐次プログラムを並列化するために多くの技術が開発され、実用化されているが、並列化できないプログラムもまだ多く存在する。そのようなプログラムを並列化するため、本研究では投機的メモリ(SM)という概念を提案し、そのプロトタイプシステムを開発した。SMでは、プログラマがスレッドの並列投機実行を明示的に指定する。SMシステムは、スレッドが投機的に読み書きしたメモリデータを管理し、データに矛盾が生じたことを検出すると、スレッドを実行し直す。データの矛盾が頻繁に発生しなければ、プログラムの実行時間を短縮でき、そのための学術的な基盤を確立した。
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