研究課題/領域番号 |
15K00121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 高知工科大学 (2016-2018) 北陸先端科学技術大学院大学 (2015) |
研究代表者 |
敷田 幹文 高知工科大学, 情報学群, 教授 (80272996)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ノウハウ共有 / 運用管理 / データセンター / コンテナ仮想化 |
研究成果の概要 |
本研究では,大規模で複雑化したデータセンターの情報システムの運用を効率化し,運用操作のミスを予防することを目的とし,運用ノウハウを継承する方式を提案した.実際のデータセンターでの運用ヒアリングに基いた評価用システムを構築して有効性の検証を行った.また,多数のノウハウが蓄積されていた場合でも関連度の高いノウハウが選択されることをシミュレーション結果で示した.これにより,大規模なデータセンターで効率的な運用管理が可能となり,障害の発生防止や次世代の技術者育成も期待できる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,情報ネットワークを用いたサービスは重要な社会インフラとなっており,サーバーやデータを蓄積するストレージを大規模に集約するデータセンターが急増している.大規模で複雑化したシステムの運用には高度なノウハウが必要であるが,その継承は困難で,運用時のミスによる障害事例も多い.本研究では,熟練技術者の操作内容をもとにノウハウを自動的に収集し,非熟練技術者の操作時に自動的に提示するための方式を研究した.また,実システムの事例に基づいてシミュレーションを行って有効性を示した.
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