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ユーザの位置に基づく情報配信のためのIPアドレスの改良とアプリケーション開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K00143
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 情報ネットワーク
研究機関福岡工業大学

研究代表者

田村 瞳  福岡工業大学, 工学部, 助教 (30423601)

研究協力者 藤井 一樹  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードIPv6アドレス / 位置情報 / メッシュコード / 地理的位置情報 / IPアドレス / 地理情報 / エリアコード
研究成果の概要

ユーザ位置をIPアドレスから直接得るため,128bitのIPv6アドレスの内部に地域メッシュコードを2進数に変換してネットワークアドレスとして埋め込むことを提案し,提案したIPv6アドレスフォーマットに関する特許権を取得した.また,定義した位置情報ベースIPv6アドレスを緯度・経度情報から生成するためのプログラムや,DHCPサーバのように位置情報ベースIPv6アドレスを生成・配布するサーバ機能の実装を行った.さらに,提案したIPv6アドレスを活用し,ユーザ位置に適した情報のみを配信するアプリケーションを構築し,提案IPv6アドレスのみからユーザ位置に適した情報提供が容易にできることを示した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,世界で唯一のものでなければならないが,意味の無い数値による識別子として利用されていたIPアドレスのビット列として,緯度・経度情報から一意に定まるメッシュコードを埋め込み,世界で唯一のものであり,かつ,地理的位置という意味のある数値を含む識別子へと発展させた.ユーザ位置に適した情報提供をするアプリケーションに本提案のIPv6アドレスを利用することで,ユーザ端末から直接GPS情報を得る処理が必要なくなり,GPS情報をやりとりするためのトラヒックの生成やアプリケーションでのGPS情報の管理をなくすことができ,ユーザ位置に適したアプリケーション構築が容易にできるようになった.

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2017 2016 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)

  • [学会発表] 1次元の地理的位置情報を活用したネットワーク識別子の提案2017

    • 著者名/発表者名
      田村 瞳,永田 晃,塚本 和也
    • 学会等名
      電子情報通信学会 2017年総合大会
    • 発表場所
      名城大学
    • 年月日
      2017-03-22
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [備考] 「位置情報に基づくIPアドレスを決定する技術」に関する発明が特許権

    • URL

      http://www.fit.ac.jp/news/archives/2077

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [産業財産権] 位置情報に基づくIPアドレスを決定するプログラム、装置及び方法2016

    • 発明者名
      田村 瞳
    • 権利者名
      田村 瞳
    • 産業財産権種類
      特許
    • 出願年月日
      2016-09-28
    • 取得年月日
      2017-01-20
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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