研究課題/領域番号 |
15K00183
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報セキュリティ
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研究機関 | 東京工科大学 (2016-2018) 北陸先端科学技術大学院大学 (2015) |
研究代表者 |
布田 裕一 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 准教授 (50706223)
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研究分担者 |
宮地 充子 大阪大学, 工学研究科, 教授 (10313701)
CHEN Jiageng 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教 (90640748)
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研究協力者 |
岡崎 裕之
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | White-Box Cryptography / 耐タンパー技術 / 形式検証 / ProVerif / 難読化技術 / 非線形変換 |
研究成果の概要 |
White-Box Cryptography(WBC)技術は、プログラムや実行中のデータのすべてにアクセス可能な攻撃者に最も有利な状況においてもセキュリティを維持する技術であるため重要である。 本研究では、WBC技術の演算テーブルの識別不可能性を満たすために、テーブルの入出力関係が全単射である性質をなくす必要性を見出し、その方式モデルを提案した。WBC技術の安全性や計算量評価で必要となる、計算機を用いた形式検証技術を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プログラムや実行中のデータに攻撃者がアクセス可能という条件下において、安全な本研究のWBC技術を用いることで、ハードウェアによるセキュリティの補助がなくても、ソフトウェアのみで高いセキュリティレベルを維持できる。そのため、携帯端末におけるアプリケーションを安全に実行することが可能になり、携帯端末を用いたインターネットバンキングやスマート家電の操作が安全に実現できる。 また、WBC技術の形式検証技術により、システムに組み込む際の安全性や計算量評価の補助が可能となる。
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