研究課題/領域番号 |
15K00215
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
|
研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
杉尾 武志 同志社大学, 文化情報学部, 教授 (60335205)
|
研究分担者 |
小川 健二 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (50586021)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 図的表現 / 抑制的制御 / 大域的特性 / 局所的特性 / 慣習的知識 / 視覚的注意 / 空間手がかり法 / 階層図 / 幾何学的特性 / 参照枠 / 課題セット / 抑制的処理 / 認知的制御 / 認知的柔軟性 / 図的表現の読解 / 大域的読解 / 反応抑制 |
研究成果の概要 |
日常のさまざまな場面において、図的表現の読解を柔軟におこなうためには、個々の図的表現から意味を導出するための慣習的知識を利用する必要がある。本研究は、図的表現の大域的・局所的な知覚・認知に対する視覚的注意および認知的制御の役割を実験的に検討することと、大域的読解に関与している脳内メカニズムをfMRI計測により明らかにすることを目的とした。実験の結果から、図的表現の大域的読解時により強く競合する情報に対して抑制的制御が働くことと、視覚的注意の広がりが慣習的知識の影響を受けることが明らかにされた。このことは、図的表現のデザインにおいて慣習的知識をいかに反映させるかが重要であることを示している。
|