研究課題
基盤研究(C)
「可聴化」は元来人が知覚できない関係情報を音響信号に変換し聴覚的に知覚させる技術である.その研究は1990年代から取り組まれているが,データから音へのマッピングに関して,系統的な設計の方法や指針はいまだ確立されていない.本研究では,時々刻々と変化する監視/操作対象システムの状態を非音声の音響信号によって伝達する可聴化技術について,データから音へのマッピングを比較し,音で表現される変量群の特性に応じた適切な聴覚表示設計の方法を解明することに取り組んだ.実験調査を通じて,可聴化の設計ならびに視覚表示との組合せに適した可聴化対象の選択に関する知見が得られた.
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すべて 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)