研究課題/領域番号 |
15K00358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能ロボティクス
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
三河 正彦 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (40361357)
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研究協力者 |
藤澤 誠
柊 和佑
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 移動ロボット / 半自律 / 遠隔制御 / 地域情報 / 情報提供 / 積雪寒冷地 / インタラクション / 寒冷積雪地 |
研究成果の概要 |
積雪寒冷地において観光客や地域住民に対して積極的に情報提供を行うロボットシステムを提案している.本研究では次に示す技術について研究開発を行なった.(1)クローラ型移動ロボットの試作,(2)Webブラウザによるロボット遠隔操作インタフェイスの作成,(2)不整地を考慮したレーザレンジファインダ(LRF)に基づく地図生成と移動ロボットの自己位置推定技術,(3)カメラ映像の物体検出技術を利用した地図の高精度化,(4)複数の広角カメラを利用した水平360度自由視野と半自律遠隔制御手法,(5)顔インタフェイスによるロボットの行動予告手法,(6)人の顔と名前の記憶による名前呼びかけ機能の実現と印象評価.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の国土の約半分が豪雪地帯にも関わらず,屋外かつ積雪環境下で利用可能な移動ロボットの研究開発はほとんど無く,またそれを地方都市活性化に利用する試みも無い.また都市部を含めても実環境下における実証実験自体も例が少なく,日本の国土の広い範囲へ適用可能という学術的インパクトと,地方都市活性化という社会的インパクトが期待できる.しかしながら,まだ実験室における評価実験で成果が得られた要素技術もあるので,今後も継続して実環境で評価実験を行う予定である.
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