研究課題/領域番号 |
15K00381
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
松川 睦 日本大学, 医学部, 助手 (90318436)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 感性形成機構 / 個体差形成 / ストレス反応 / ノルアドレナリン / 局所抑制回路 / 感性脳科学 / ストレス緩和 / 嗅球 / 分界条床核 / 海馬 |
研究成果の概要 |
脳内における抑制システムを含む調節系としては拡散型で、広範囲の脳領域をまとめて調節する神経回路もしくは局所的な抑制系神経回路の大きく2種類あることが知られている。 そこで実験動物に先天的にストレス反応を惹き起こす捕食者の匂いを用いて、まず広範囲に影響を及ぼすアミン系の変動を調査した結果、脳内ノルアドレナリン濃度の変化が確認され、海馬におけるノルアドレナリン濃度の増加がストレス反応の発現とその調節に重要であることが示唆された。 続いて局所的な抑制システムの関与を検討するため、脳内で最初に匂い情報を受け取る嗅球で遺伝子発現の解析を行ったが、選択的な抑制機構は嗅球には見られないことが示唆された。
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