研究課題/領域番号 |
15K00388
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
大西 厳 広島国際大学, 心理科学部, 准教授 (40290803)
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研究分担者 |
荒生 弘史 大正大学, 心理社会学部, 准教授 (10334640)
浅野 裕俊 香川大学, 工学部, 講師 (70453488)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 注視線計測 / 集中力 / やる気 / 似顔絵 / 音楽 / 香り / 可視化 / 定量評価 / 感性生活工学 / 集中レベル / モデル化 / 感性計測評価 / 感性メンタルサポート / 注視点計測 / 近赤外光脳機能計測 / 数値化 |
研究成果の概要 |
本研究では注視線計測と心拍変動を用いることにより、被験者の軽作業(似顔絵描画)時における、描画視線率および1分当たりの平行な視線移動回数を比較・検討することによって、作業時の集中度合い・観察レベルを数値化・可視化し、定量的に評価できる可能性を示した。絵の描画スキルを持つ人は、持たない人よりも集中度合いが高くなることや、速いテンポの音楽聴取時は遅いテンポよりも有意に観察レベルが高くなることを確認した。その他の生体情報では計測不可能とされていた集中力のわずかな向上の可視化に成功した。これらの作業環境を制御し、若者のやる気・意欲を育成することによって、モラトリアム脱却への第一歩になると考えらえる。
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