研究課題/領域番号 |
15K00396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
真原 仁 千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00589830)
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研究分担者 |
藤田 伸輔 千葉大学, 予防医学センター, 教授 (20268551)
雨宮 隆 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (60344149)
櫻井 建成 山口芸術短期大学, 芸術表現学科, 准教授 (60353322)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 糖尿病 / 血糖値 / インスリン / 数理モデル / ベータ細胞 / 階層モデル / フィードバック / エイジング |
研究成果の概要 |
インスリンは、血糖値を下げる唯一のホルモンである。このためインスリンを分泌する膵臓のランゲルハンス島におけるベー多細胞の振る舞いが数多く研究されている。本研究では、このベータ細胞のインスリンの分泌の振る舞いと全身の臓器との関係を表し階層的数理モデルを構築し、数値計算を行なった。本研究では、階層的数理モデル構築の第一歩として、ベータ細胞のインスリン分泌を表す数理モデルに体全体のグルコースの取り込みの要素を取り入れた。これにより、食事後の血中グルコース濃度とインスリン分泌の振る舞いを表すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病では、インスリンの分泌と血糖値の関係を明らかにすることが重要である。長期的な食事や投薬の効果によりインスリンの分泌能がどのように変化してゆくかの予測が必要となってくる。この予測ができるとなるべくインスリン分泌の能力が長持ちする治療法の提案が可能となってくる。これにより、糖尿病の悪化を防ぐことに貢献することができる。本研究は、この治療法の提案に至るまでの基礎となりうるものである。
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