研究課題/領域番号 |
15K00403
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
瀬尾 茂人 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (30432462)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | バイオイメージインフォマティクス / バイオインフォマティクス |
研究成果の概要 |
近年、機器制御の自動化やイメージング技術の発展などの要因により、培養細胞や生体環境のライブイメージングが可能となっている。本研究では、様々な条件下で経時観察されたバイオイメージングデータを入力とし、細胞の自動追跡というニーズが発生した際に、それに潜在的に付随する一連の時空間解析までをフレームワークとして提案することを試みた。このフレームワークは「細胞の位置の追跡と状態推定によるデータの構造化の方法」と「構造化されたデータの時空間解析の方法」からなるもので、細胞動態の時空間的な差異を可視化し、定量的に比較して有意差の検定を行い、また差異の要因を推定するための方法論を提供する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、細胞の認識・細胞の追跡・細胞のパターンの時空間解析の要素技術を開発し、これらをつなぎ合わせた解析を試みた。特に、ケーススタディとして、細胞周期を可視化した細胞動画像の時空間解析や、2種類の細胞が生成する空間的パターンの解析などを行った。これらの方法論は、生命科学への貢献の他、画像取得から解析までを自動化するハイコンテントスクリーニングなど、医療や創薬への応用も期待できると考える。
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