研究課題/領域番号 |
15K00423
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
浅野 泰仁 京都大学, 情報学研究科, 特定准教授 (20361157)
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研究協力者 |
Zhang Xinpeng
清水 敏之
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 知識発見 / 知識体系化 / エンティティ間の関係 / ウェブ / データマイニング / グラフ / テキストマイニング / アルゴリズム |
研究成果の概要 |
本研究では,概念間の潜在的関係の知識を発見・体系化するための基盤技術の開発と,異種の複数のデータに含まれる概念間の潜在的関係を利用して,これらのデータを対応づける応用研究の双方を行った.概念間の潜在的関係とは,文書やデータ上で明示的に示された「AはBの一部である」等の関係とは異なり,文書やデータを総合的に分析して複数の箇所から得られた明示的な関係を結びつけることによって得られる関係である.このような関係を発見するためには,そのためのネットワーク分析技術や文書分析技術が基盤技術として必要であり,また実際のデータに適用するにはそのデータ特有の分析技術が必要となるため,これらの構築を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1) 本研究におけるネットワーク分析技術の構築の結果,潜在的関係の発見以外にも応用できる手法が開発できた.例えば,ライドシェアリング等で相乗りする際の費用を軽減するのに有効であると思われる,合流経路の最適化手法を開発できた. (2) 様々な異種データを実際に結びつける手法を提案することができた.例えば,商品のレビューデータと商品の機能(性能)データから「商品の機能とユーザの使用目的」の関係(デジカメの例を挙げれば,鳥の撮影という目的に必要な機能や,夜景撮影という目的に必要な機能等がある)についての知識を発見する手法を提案できた.
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