研究課題/領域番号 |
15K00439
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
羽倉 淳 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (30305289)
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研究分担者 |
藤田 ハミド 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (30244990)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 高度交通システム / 運転者支援 / 自動車事故リスク予測 / 交通事故予測 / 危険予知 / パターン認識 / 物体検出 / 高度道路交通システム / 自動車運転者支援 / 交通事故リスク予測 / 心臓異常検知 / 運転支援システム / 危険予測 |
研究成果の概要 |
本研究では,特定の運転者に対してパーソナライズされた危険箇所の教示を実現する運転支援システムの構築を目的とし,(1)客観的事故要因の特定とそれに基づくリスク予測法,(2)運転者固有情報の抽出方法,(3)運転者固有情報のリスク予測法への反映方法の構築を行なった.ここで,「パーソナライズされた」とは,運転者の心理状態,個人差により同じ場所,状況でも交通事故リスクが変容ことを考慮し,運転中の運転者にとって必要な時だけ危険を教示することを指す.(1)から(3)のそれぞれについて可能性のある複数の手法を構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,運転者固有の情報と交通事故に関する一般的な統計情報の両者を考慮することにより,危険な状態に至る前にその状況のリスクを計算し,運転者に知らせるべきリスクのみを提示する点で先進的な運転支援システムの構築を目指し研究を行なった.すなわち,「この場所ではこれらに注意すべき」といった一般的な指示を毎度行うのではなく,特定の運転者が特定の状況下で注意すべき情報のみを「あなたは,今ここに注意すべき」といったかたちで提供することを可能にするためのいくつかの要素技術を提案した.
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