研究課題/領域番号 |
15K00442
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
斎藤 進也 立命館大学, 映像学部, 准教授 (70516830)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | インフォグラフィックス / ビジュアライゼーション / タイムライン / VR / デジタル・ヒューマニティーズ / データ視覚化 / フィールド情報 / 地域アーカイブ / 情報デザイン / 時空間情報 / 人文社会情報学 / 質的データ分析 / データベース / 法心理学 / 人文情報学 / 3次元CG |
研究成果の概要 |
本研究では、データ駆動型社会における新たなデータ閲覧システムの開発を行った。データ閲覧システムの開発は、データ視覚化やインフォグフィックスの視点を取り入れつつ、立方体型ビュアーやVR対応ビュアーを独自に開発した。VR対応ビュアーでは、天球カメラで撮影した360度イメージを取り込み、ビュアーの背景画像に設定することも可能となり、空間的な視覚情報と時系列情報を同一画面の中にオーサリングすることを実現した。これにより、関連する場所の雰囲気と事象の内実や展開を把握・体感できるようになり、データ閲覧空間を一種のオープンワールド・ゲームシステムとして捉える運用モデルも構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
データ駆動型社会といわれる現代にあって、データ閲覧環境の開発は領域を問わず影響を持ちうる。本研究は、データと人の関係をインタラクティブCGの技法を用いて、質的に向上させるための試みであり、成果として開発された視覚化システムは、学術領域からエンターテイメント領域まで応用可能なものといえる。 学術的意義としては、3DCGを用いて時系列データを可視化するVRタイムラインは、デジタル・ヒューマニティーズ領域への知見提出となり、また独自に設計された可視化モデルはデザイン学領域への知見提出となる。さらに、データ視覚化システムをエンターテインメント活用するという点は、ゲームスタディーズへの展開可能性をもつ。
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