研究課題/領域番号 |
15K00445
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
清水 郁子 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70312915)
|
研究協力者 |
北川 正理
堂國 友史
小野 栄作
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | ステレオ写真 / アーカイブ / ステレオマッチング / 領域分割 / アンティークステレオ / 画像修復 |
研究成果の概要 |
今から100年ほど前に,世界中で多くの写真家によって撮影されていたアンティークステレオ写真は,資料としての価値が高いものが多い.同時代に撮影されたアンティークの写真はディジタルアーカイブされている例が多いが,ステレオ写真がディジタルアーカイブされている例は少ない. 本研究では,アンティークステレオ写真をディジタルアーカイブして,活用するための基盤技術について研究する.具体的には,ステレオ写真のディジタルデータのアーカイブシステムを開発し,ステレオ写真のディジタルデータの新しい提示手法,そしてこれらに共通に重要となるステレオ写真の奥行きの推定手法,画像の領域分割手法についても提案する.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アンティークステレオ写真のアーカイブシステムにおいては,経年劣化して紙面が歪んだアンティークステレオ写真を傷つけたり劣化させることなくアーカイブするために,カメラで撮影し,計算機内で補正するシステムを実現した. アンティークステレオ写真の定時システムでは,VRグラスを用いてよりユーザーが立体感を感じることのできる提示方法を提案した. また,アンティークステレオ写真を認識し活用するための基盤技術として,ステレオ写真のマッチングにより奥行きを推定する手法や意味のある領域に分割するための手法についても高精度な手法を提案した.
|