研究課題/領域番号 |
15K00460
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田中 秀幸 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (30332589)
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研究分担者 |
高木 聡一郎 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授(移行) (80775437)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | イノベーション / 特許データ / 情報通信技術 / 特許ネットワーク / イノベーション・キャパシティ / 特許 / 企業価値 / 研究開発 / シェアリング・エコノミー / イノベーション・ケイパビリティ / 情報通信産業 / 自律分散型組織 / ブロックチェーン / 電気通信関連産業 / ブロックチェーン技術 |
研究成果の概要 |
本研究は、National Innovation Capacity(NIC)の考え方を参照し、情報通信技術分野のイノベーションのあり方を明らかにすることを目的とする。NICに影響を与える各要素の構成とその効果等は必ずしも明らかにされているとは言えなかった。このため、その点に焦点を当てて多面的に明らかにすべく研究を進めた。大規模な特許データに基づく定量的な実証分析による変容の実態解明やブロックチェーン技術やシェアリングエコノミーの浸透が組織に与える影響などを明らかにすることができた。多面的な研究全体を通じて、情報通信技術分野における企業を中心としたイノベーション要素・環境の変容を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、情報通信技術分野のイノベーションの実態や構造変容などを主として特許データに基づき明らかにした。研究成果の概要で示したとおり、いくつかの分析手法を提案し、その有用性を示すとともに、先行研究では示されていなかった知見を加えることができた。こうした点で学術的意義のある研究である。また、情報通信技術分野の企業の実データを用いるなどして、世界を代表する企業の変化などを国別の比較などを通じて相対的に明らかにしており、今後のイノベーション政策の検討にも資することが期待され、社会的意義のある研究である。
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