研究課題/領域番号 |
15K00461
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
|
研究機関 | 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (2016-2019) 東京外国語大学 (2015) |
研究代表者 |
梅川 通久 文部科学省科学技術・学術政策研究所, 第1調査研究グループ, 上席研究官 (80372548)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 地理情報 / 人口流動 / 社会的人材 / 人口 / 人材活用 / 社会的流動 / 東南アジア地域大陸部 / 多層階層構造 / 東南アジア大陸部 / 人口分布 / 人口移動 / 人材 / 地域情報学 / バンコク / ハノイ |
研究成果の概要 |
過去の研究で取り扱った地理的情報の階層構造的モデルを用い、東南アジア地域大陸部を主な対象とした人口密度の分布及び分析手法についての考察を行った。また、新たな比較対象として、社会的な構成要素としての人材という観点に着目しての定量化の為の基本的分析を、あわせて行った。分析可能な基礎情報の選択という観点から、本研究では高度教育人材、特に博士課程修了者等を対象とし、人口流動の質的要因として捉えることで、従前の物理的階層構造モデルによる人口流動記述に関する基礎的要素としての理解を深めることができた。いわば人口流動に関する「媒質」に相当する要素の確認であり、今後の発展的分析では重要となる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
東南アジア地域大陸部における文化や民族の相互作用等の分析を背景として、地域研究のや研究方法論の視点から分析と提案を行った。階層構造的モデルによる地理学的量の分析を議論し、広域の階層ではデータ等を用いた定量分析が、詳細域の分析では調査等の実践的研究が、それぞれ有効であり、階層的モデル全体としては、それら異なる手法を用いた分析の統合的な見方を見出すことが重要となる。 そういった視点に立ち、研究方法論的議論としては、本研究における研究手法を具体化させることにより、人文・社会分野の研究で定量的な手法が適用可能なテーマを見出し、従来に加えてより多様化した研究成果創出につなげることを目指す。
|