研究課題/領域番号 |
15K00469
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
中田 充 山口大学, 教育学部, 教授 (60304466)
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研究分担者 |
葛 崎偉 山口大学, 教育学部, 教授 (30263750)
吉村 誠 山口大学, 教育学部, 教授 (70141116)
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研究協力者 |
肥喜里 大地
児玉 啓彰
鷹多 穂実
山本 怜子
長岡 弘祥
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 古文書画像検索 / 類似部分グラフ / 同形部分グラフ / 文字構造情報 / 特徴グラフ / 古文書 / 画像検索 / 文字切り出し / Web API / 類似部分グラフ検索 / 同型部分グラフ / 類似画像検索 / 手書き古文書画像検索 / 同型部分グラフ検索 / 文書グラフ / 検索グラフ |
研究成果の概要 |
本研究では、特徴グラフと呼ぶ文字構造情報に基づいて古文書画像を検索する技術の実現を目指して、(1)古文書画像を行単位に区切って特徴グラフに変換する技術、(2)部分グラフ同型判定問題を応用して、登録された大量の特徴グラフから、検索条件に類似した箇所を含むグラフを見つける技術、(3)その機能をインターネットを介して利用するためのWeb APIの設計ならびに試作版作成と、Web APIを利用したサンプルアプリケーションの実現を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
古文書中の文字の形状を特徴グラフとして表現した上で、部分グラフ同定同形判定を活用して「似ているが少し違う文字を効率的に探し出す手法」を提案できたことには意味がある。この技術をより洗練した上で画像検索システムを実現すれば、テキストデータ化に膨大なコストをかけることなく、古文書画像検索が可能となり、これまで埋もれていた知識の発見に繋がる。 さらに、ここ2,3年注目されてきているAIを活用した画像検索技術と組合わせることで、高速かつ高い精度で「指定された文字と似ている文字を含む古文書」を検索可能となると期待できる。
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