人間のマルチモーダル情報処理過程のモデル化による誤操作防止システムの研究

• 研究課題/領域番号: 15K00470
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 図書館情報学・人文社会情報学
• 研究機関: 大阪市立大学
• 研究代表者: 橋本 文彦 大阪市立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (30275234)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: マルチモーダル / 誤操作防止 / ディープラーニング / 人間の情報処理 / マルチ・エージェント・システム / 深層学習 / アテンショナルブリンク / エージェント

研究成果の概要

先行研究のデータといくつかの対立仮説に基づく前提からマルチモーダル知覚のモデルを複数構成し，新たに被験者実験を行って実験結果との比較分析を行った．
その結果，マルチモーダル情報を人間に提示する際に，複数の感覚に対して重要な情報提示する際に，それぞれの単一感覚情報を関連させたりリンクさせたりして提示するだけでは不十分で，受取手である人間がいったんそれらを「まとまりのある一体」として認識することができる形で提示することで，反応時間はより速くなり，認識エラーも減少することが示された

研究成果

• [学会発表] 空間と時間のパースペクティブ～その２ (2017)
  • 著者名/発表者名: 橋本文彦
  • 学会等名: 拡大クロスモーダル知覚研究会
• [学会発表] 機械の身体と人間の身体 機械の心と人間の心 (2016)
  • 著者名/発表者名: 橋本文彦
  • 学会等名: 大阪市立大学有恒会
  • 発表場所: 阪急グランドビル （大阪府大阪市）
  • 年月日: 2016-07-27
  • 招待講演
• [学会発表] 時間と空間のパースペクティブ (2016)
  • 著者名/発表者名: 橋本文彦
  • 学会等名: 大阪市立大学仏文学会
  • 発表場所: 大阪市立大学（大阪府大阪市）
  • 年月日: 2016-03-19
  • 招待講演
• [図書] 知覚－身体的リアリティの諸相 (2018)
  • 著者名/発表者名: 橋本文彦ほか（著者は計２１名）
  • 総ページ数: 294
  • 出版者: ユニオンプレス
• [図書] 環境からの複数感覚は脳でどう捉えられるか（「25年の歩み」に所収） (2016)
  • 著者名/発表者名: 橋本文彦
  • 総ページ数: 354
  • 出版者: 中山書店
• [備考] 研究の概要とこれまでの活動
  • URL: http://ramsey.econ.osaka-cu.ac.jp/~Hashimoto/Kaken.html
• [備考] 科学研究費補助金関連の研究－研究の概要とこれまでの活動
  • URL: http://ramsey.econ.osaka-cu.ac.jp/~Hashimoto/Kaken.html
• [備考] 最近の研究活動
  • URL: http://www.econ.osaka-cu.ac.jp/~Hashimoto/papers.htm