研究課題/領域番号 |
15K00477
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
|
研究機関 | 山口短期大学 |
研究代表者 |
呉 靭 山口短期大学, 情報メディア学科, 准教授 (70708015)
|
研究分担者 |
乾 秀行 山口大学, 人文学部, 准教授 (10241754)
松野 浩嗣 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (10181744)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 言語系統分類 / 基礎語彙 / 系統樹説 / 言語間距離 / 文字列類似度 / 言語素性 / 波紋説 / 格文法 / 文脈自由文法 / 素性構造 / 単一化文法 / 言語接触 / FORVO / 言語系統樹 / 言語特徴 / ファイ(φ)係数 / ランダムフォレスト / 分子系統学 / 音声記号 |
研究成果の概要 |
本研究では、遺伝系統樹の作成手法を言語学分野に応用し、言語系統樹の自動生成法を提案した。基礎語彙に基づき、文字列類似度を用いた言語間距離の計算モデルを提案し、さらにランダムフォレストによる特徴量抽出の手法を応用して言語素性の重要度を計算することによって、言語分類に影響度が高いと思われる言語素性も考慮した言語間距離の計算モデルを提案した。言語特徴としての文法構造については、Fillmoreの格文法を用い、その表層化過程の生成規則による言語ごとの特徴の記述を試み、さらに単一化文法を適用することにより文法記述における一致の問題を解決した。これにより、文法のデータの形式化が可能となった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は分子系統学および情報科学を言語学に応用した文理融合の学術的特色を持っており、その成果はコンピュータの機能を活かした言語特徴の横断的分析の研究、さらには言語類型論研究に寄与する。
|