研究課題/領域番号 |
15K00522
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鎌倉 真依 京都大学, 農学研究科, 研究員 (40523840)
|
連携研究者 |
小杉 緑子 京都大学, 農学研究科, 教授 (90293919)
村岡 裕由 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 教授 (20397318)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | 水利用 / ガス交換 / 水ポテンシャル / 貯水能 |
研究成果の概要 |
本研究は、幹サイクロメータを用いて、樹体内の通水性の制御機構を明らかにすることを目的とした。土壌-根-幹-枝-葉の水ポテンシャルと蒸散速度から、ヒノキ樹体内の通水抵抗は、土壌-幹および幹-主枝で大きく、側枝-葉で小さかった。また、幹上部(20m)と幹下部(1m)では水ポテンシャルと樹液流の日変化にタイムラグが見られた。このことから、ヒノキでは、前日に樹体内に貯留した水を翌朝の蒸散に利用していることが示唆された。同様に、水分特性曲線を用いたヒノキの樹体内貯留量と蒸散への寄与度の評価の結果、樹体内貯留水は午前の蒸散要求に応じて消費され、蒸散低下後から明け方にかけて再充填されていることが分かった。
|