研究課題/領域番号 |
15K00561
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
杉山 圭一 国立医薬品食品衛生研究所, 変異遺伝部, 室長 (80356237)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | エピジェネティック毒性 / 酵母 / 凝集 / FLO1 / エピジェネティクス / DNAメチル化酵素 / FLO1遺伝子 / エピ変異原 / ヒストン修飾 |
研究成果の概要 |
ゲノムDNAのメチル化異常など発がん等の疾病に関与するとされるエピジェネティック変異(エピ変異)については、グローバルレベルで有効性が確認された検出システムは確立されてはいない。本研究では、エピ変異を簡便に検出可能とする微生物ベースの試験系確立を目的としている。独自に発見した表現型となるDNAメチル化酵素遺伝子形質転換酵母の凝集反応を基盤に、凝集遺伝子FLO1プロモーターを用いたエピ変異検出系の構築を進めた。その結果、酵母凝集反応を指標にエピ変異を簡便に可視化できる可能性を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発がんの予測に有効な遺伝毒性試験の結果をより精緻化できる潜在能力を有すると期待されるエピジェネティック毒性試験系について、そのプロトタイプを独自の着想に基づき構築しかつその有効性を認めた点は、今後の化学物質による発がん性評価を考える上で新たな視座を与える可能性がある。
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