研究課題/領域番号 |
15K00583
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
桑原 智之 島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (10397854)
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研究分担者 |
佐藤 利夫 島根大学, 生物資源科学部, 教授 (40170766)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 複合含水酸化物 / 砒素 / ふっ素 / ほう素 / 地下水 / 吸着 / 亜ヒ酸 / ヒ酸 / リン酸 / 内圏錯体 / 環境材料 / 含水酸化物 |
研究成果の概要 |
三元系試料の組成比を変更するという単純な操作により,砒素吸着能力を向上することができた。吸着量(分配係数)は既存の試料と比較してヒ酸は2倍以上,亜ヒ酸は3倍以上向上した。ヒ酸と亜ヒ酸が共存した場合,SFMは亜ヒ酸を優先的に吸着したが,ヒ酸の吸着量は大幅には下がらなかった。亜ヒ酸は吸着サイトを1つ用いる単核単座錯体または単核二座錯体,ヒ酸とリン酸は吸着サイトを2つ用いる二核二座錯体を形成すると推察されたが,既報で示されているゲータイトの吸着機構とは異なった。SAMにおいて,フッ化物イオンは層間と非晶質Mg相が吸着サイトとして機能し,ホウ酸は表面が主な吸着サイトとして機能していると考えられた。
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