研究課題/領域番号 |
15K00632
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
稲垣 照美 茨城大学, 工学部, 教授 (90184712)
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研究分担者 |
李 艶栄 茨城大学, 工学部, 講師 (20712821)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 伝熱 / 熱交換器 / 自然対流 / 相変化 / 蓄熱 / 相変化蓄熱 / 熱物性 / 環境志向 / 低位熱エネルギー / 廃熱利用 / 凝固・融解 |
研究成果の概要 |
報告者は使用済み熱エネルギーを有効活用する蓄熱技術「低位熱エネルギー向け相変化蓄熱システム」を新たに考案し,エネルギー有効利用の観点から多段型相変化蓄熱式熱交換システムの設計指針の確立を目指した.その結果,以下の知見を得た.1.融解プロセスでは伝熱管周りから融解し,伝熱管上部,側部,下部の順に進展する.凝固プロセスでは伝熱管周りから凝固し,左右対称に進展する.2.融解・凝固時の出入口温度差は,流量が大きいほど小さい.温度効率は,流量が小さいほど大きい.蓄熱速度は流量が大きいほど大きく,放熱速度は流量による影響が少ない.3.廃熱エネルギーを資源とする本システムの熱工学的な性能を確証した.
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