研究課題/領域番号 |
15K00636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
関根 雅彦 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (30163108)
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研究協力者 |
Justino Da Costa Soares
Sergio Freitas
神野 有生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 発展途上国 / 東ティモール / 水環境 / BOD / 大腸菌群 / 毒性 / 市民協働 |
研究成果の概要 |
東ティモールの首都ディリの4流域の13井戸と16水路測点で水質調査,水位調査を実施した.その結果,流域全体に地下水深度が小さい流域と,中上流で地下水深度が大きい流域があり,前者では汚濁負荷量が大きいのに対して後者では汚濁負荷量が1桁小さいこと,浸透性や漏水のある腐敗槽があり,地下水深度が小さい地域での貯留可能年数の短縮など汚染を助長する恐れがあることが示された.地下水深度が小さい地域では,浸透性のあるし尿処理施設を水密性の高い施設に切り替え,定期的に汲み取りを行う必要があること,土壌処理などの簡易分散処理手法を導入すること、このような地域に優先的に下水道整備を進める必要があることを指摘した.
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