文理融合型持続可能発展教育（ＥＳＤ）の展開～江戸前の海をモデルとして

• 研究課題/領域番号: 15K00654
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 環境政策・環境社会システム
• 研究機関: 東京海洋大学
• 研究代表者: 河野 博 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (90234707)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2017年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 持続可能発展教育 / ESD / 東京湾 / 海洋環境 / 魚類 / サイエンスカフェ / ワークショップ / 環境教育 / 江戸前の海

研究成果の概要

本研究の目的は、江戸前の海（東京湾の湾奥部）をモデルにして、文理融合型の持続可能発展教育（ESD）を実施することである。
そのために、①東京都大田区に位置する「ふるさとの浜辺公園」に設置された人工海浜と干潟で魚類を中心とした自然科学的な研究をおこなうとともに、② 持続可能発展教育（ESD）の場としての「江戸前の海 学びの環」づくりを沿岸域住民や本学学生との協働によって展開するために、子どもたちや地域住民の方々に対して体験型のイベントや後援などを実施した。さらに、③ 沿岸域の利用・環境に関する合意形成システムの構築を模索するため、ワークショップなども開催した。

研究成果

• [雑誌論文] 東京湾奥部に再生された干潟域（大森ふるさとの浜辺公園）のタイドプールの魚類相 (2018)
  • 著者名/発表者名: 酒井 卓・竹山佳奈・中瀬浩太・河野 博
  • 雑誌名: 日本生物地理学会会報 巻: 72 ページ: 98-112
  • NAID: 40021483856
  • 査読あり
• [雑誌論文] 魚類骨格透明標本を用いたESDの例－アユの仔魚の歯を観察して生態との関係を知ろう－ (2018)
  • 著者名/発表者名: 河野 博・デイビッド エリック アンマリサン・石川 新・新城遥己・小野寺 暁・手良村知功
  • 雑誌名: 東京海洋大学研究報告 巻: 14 ページ: 38-57
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] ヒナハゼは東京湾奥部で産卵する (2018)
  • 著者名/発表者名: 石川 新・河野 博
  • 雑誌名: 東京海洋大学研究報告 巻: 14 ページ: 58-64
  • NAID: 120006402285
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Decadal changes in the fish assemblage structure at a modified shore site in an urbanised estuarine canal (2017)
  • 著者名/発表者名: Murase, A., Y. Miyazaki, M. Moteki and H. Kohno
  • 雑誌名: La mer 巻: 55 ページ: 37-51
  • NAID: 130008039224
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] 東京湾の湾奥に再生された干潟と人工海浜（大森ふるさとの浜辺公園）の魚類相 (2016)
  • 著者名/発表者名: 村井俊太・村瀬教宣・河野 博・竹山佳奈・中瀬浩太・岩上貴弘
  • 雑誌名: 日仏海洋学会誌 巻: 54 ページ: 11-27
  • NAID: 130008039229
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 魚類骨格透明標本を用いた理科教育の例 －顎の骨の変化を観して魚と私たちとの関係を探ろう－ (2016)
  • 著者名/発表者名: 河野 博・植原 望
  • 雑誌名: 東京海洋大学研究報告 巻: 13 ページ: 16-35
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 新滑走路の建設によって京浜島の魚類相は変化しているのか？ －2014年京浜島でのサンプリングから－ (2016)
  • 著者名/発表者名: 梅田新也・河野 博
  • 雑誌名: 東京海洋大学研究報告 巻: 13 ページ: 36-44
  • NAID: 120005984067
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 魚類骨格透明標本は海洋環境教育－海の中の「食う・食われる」を覗いてみよう－に有効である (2016)
  • 著者名/発表者名: 河野 博・谷田部明子・加瀬喜弘・齊藤有希
  • 雑誌名: 東京海洋大学研究報告 巻: 12 ページ: 4-11
  • NAID: 120005717003
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 東京湾内湾の富津岬砂浜海岸に出現する仔稚魚 (2016)
  • 著者名/発表者名: 小出一也・白石瑛子・河野 博
  • 雑誌名: 東京海洋大学研究報告 巻: 12 ページ: 68-70
  • NAID: 120005717007
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [学会発表] 東京湾の湾奥に再生された干潟 (大森ふるさとの浜辺公園) の魚類相 ～定置網調査から～ (2017)
  • 著者名/発表者名: 藤井彩弥香・竹山佳奈・中瀬浩太・河野 博
  • 学会等名: 日本魚類学会年会
• [学会発表] 大森ふるさとの浜辺公園の干潟域タイドプールの魚類相 (2017)
  • 著者名/発表者名: 酒井 卓・竹山佳奈・中瀬浩太・河野 博
  • 学会等名: 日本魚類学会年会
• [学会発表] コアジサシを利用した森ヶ崎水再生センター（東京湾湾奥）周辺の魚類相調査 (2017)
  • 著者名/発表者名: 白石 瑛子・北村 亘・奴賀 俊光・松村 雅行・河野 博
  • 学会等名: 日本魚類学会年会
• [学会発表] 東京湾の湾奥に再生された干潟と人工海浜（大森ふるさとの浜辺公園）の魚類相 (2017)
  • 著者名/発表者名: 丸山啓太・河野 博・竹山佳奈・中瀬浩太
  • 学会等名: 日本魚類学会年会
• [学会発表] 大森ふるさとの浜辺公園におけるビリンゴの生活史 (2016)
  • 著者名/発表者名: 村井俊太・河野 博
  • 学会等名: 日本魚類学会２０１６年度年会
  • 発表場所: 岐阜大学
  • 年月日: 2016-09-24
• [学会発表] 東京湾におけるアユ仔稚魚の出現様式と遊泳・摂餌関連形質の発達 (2015)
  • 著者名/発表者名: 植原 望・河野 博
  • 学会等名: 日本魚類学会
  • 発表場所: 近畿大学(奈良市）
  • 年月日: 2015-09-04
• [学会発表] 多摩川河口干潟域におけるスミウキゴリの出現様式と遊泳・摂餌関連形質の発達 (2015)
  • 著者名/発表者名: 齊藤有希・原田慈雄・加納光樹・河野 博
  • 学会等名: 日本魚類学会
  • 発表場所: 近畿大学(奈良市）
  • 年月日: 2015-09-04
• [学会発表] 東京湾におけるイシガレイ仔稚魚の出現様式と遊泳関連形質の発達 (2015)
  • 著者名/発表者名: 加瀬喜弘・河野 博
  • 学会等名: 魚類学会
  • 発表場所: 近畿大学(奈良市）
  • 年月日: 2015-09-04
• [備考] 河野 博のページ ESD（科研費）の活動報告
  • URL: http://www2.kaiyodai.ac.jp/~hirokun/HKpage/
• [備考] ESD（科研費）の活動報告（2015年（平成27年）4月～）
  • URL: http://www2.kaiyodai.ac.jp/~hirokun/HKpage/