研究課題/領域番号 |
15K00690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 金沢美術工芸大学 |
研究代表者 |
荷方 邦夫 金沢美術工芸大学, 美術工芸学部, 准教授 (40347357)
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研究分担者 |
島田 英昭 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (20467195)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 人工物研究 / デザイン評価 / 感性認知 / 二重過程理論 / ナラティブ / 人工物の意味的情報 |
研究成果の概要 |
本研究は、人工物のデザインに対する人間の感性評価について新たな評価方法を開発するための実証的検討を行うものである。第1に人工物に対し、受け手である個人が形成するナラティブ評価と呼ばれる質的データの利用について。第2に二重過程理論と呼ばれる認知理論を人工物評価の研究に導入することである。 実施された4つの実験研究の結果、人工物評価におけるナラティブ評価のうち、審美的情報は比較的評価に寄与するのに対し、経験などのエピソード的な情報を含む内省的情報は評価に活用されにくいこと(実験1・2)。同様に審美的情報のような直観的情報はシステム1の処理と相関があることが示された。
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