研究課題/領域番号 |
15K00695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 京都市立芸術大学 |
研究代表者 |
森野 彰人 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 教授 (30453088)
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研究分担者 |
藤野 靖子 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 教授 (50363966)
松井 紫朗 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 教授 (60275188)
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連携研究者 |
永楽 善五郎 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 特任教授 (60751138)
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研究協力者 |
生形 貴重
本原 顕太郎
木村 大治
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 茶 / 関係性 / デザイン / 茶会 / 関係 / 陶磁器 |
研究成果の概要 |
「茶」が日常性を美的経験へと誘発する装置と捉え、そこにあるヒト、モノ、コトの相互で密な関係性の在り様を解明しようとする分析的な研究方法です。「茶」のトランスフォームの実践は、日本の芸術のもっともすぐれた遺産でもある茶の文化を、これまでにない観点から捉えることとなり、「茶」のもつ創造性と文化的価値を、現代においてより積極的に共有可能なものにすることを目的とした研究です。それは「関係性の美学」から新しいものつくりの手がかりやデザイン理論へと発展するものであり、そのことは現代が求める生活の豊かさの実現に寄与するものです。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代は、インターネットをはじめ視覚情報を主体とする媒体で伝達可能な経験と関係性から生み出される価値に偏ったものとなっています。しかし、社会においてはヒト、モノ、コトの相互で密な関係性が存在します。この研究は人と人、人とものの関係性を再定義し、新しい文脈を形作り、「関係性の美学」を要素として抽出することで、現代が求める生活の豊かさの実現に寄与するものです。
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