研究課題/領域番号 |
15K00701
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 福井工業大学 |
研究代表者 |
竹田 周平 福井工業大学, 工学部, 教授 (60511954)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 医療防災プロダクト / デザイン開発 / 医療防災 / 臨床工学技士 / 防災減災 / ロボティクス / プロダクトデザイン / システムデザイン / 人工透析装置 / 防災プロダクト / 医療デザイン / 機能維持 / 医療 / 看護 / 福祉 / 医工連携 |
研究成果の概要 |
日本は地震大国であり,阪神淡路大震災や東日本大震災など,地震被害が発生し続けている.病院も例外でない.これらの医療機関は,発災後に多くの多発外傷等の重篤患者の救命医療活動を行うことになる.しかし過去の災害を振り返っても,医療機関の地震時の被害は継続して発生していることが指摘される.以上の様な背景から,本研究は,医療施設の防災上の課題を明らかにし,看護師等の統計調査等を通じて,日常の医療活動に影響を及ぼさない医療施設の防災減災システムの最適化を目指すものである.研究では,病院に従事するスタッフから病院の課題を調査し,医療防災プロダクトのデザインの試作と運用を繰り返し,デザイン案を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,医療施設の災害後の機能保持を目指し,医療現場に従事するスタッフのユーザビリティの向上も考慮した医療防災プロダクトのデザイン案を提案することが目的である.これは近年の多発する災害対応を加速させるため,社会的また学術的な意義が高く,最終的な結果は国民に安全安心した環境を提供することに貢献する.研究期間中に看護師などから意見を集め統計的な分析をし,医療防災プロダクトの実用化に向けた開発・検証を企業と共に実施した.
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