研究課題/領域番号 |
15K00752
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
|
研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
瀬渡 章子 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (60179348)
|
研究協力者 |
中迫 由実
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 子ども単独行動 / 子ども見守り活動 / 持続可能な地域自主防犯活動 / 犯罪予防 / 防犯環境設計 / 防犯まちづくり / 小学生の登下校見守り活動 / 子ども防犯 / 地域自主防犯活動 / 子ども見守り / 児童の単独行動 / 登下校の安全 / 通学の安全 |
研究成果の概要 |
地域の自主防犯活動団体は、子どもが被害者となる犯罪の増加を背景に様々な子どもの見守り活動を実施しており、地域の治安向上への自己評価は高い。一方、参加者の高齢化、人員確保、活動のマンネリ化などの課題を抱えていた。多くの低学年小学生は、登下校時や放課後、友人や保護者同伴で移動していたが、一定割合で単独行動がみられ、実際に危険な思いをした子どもたちもいた。地域におけるハード面の防犯対策および地域見守り活動の改善課題が明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国の犯罪は減少傾向にあるが子どもが被害者となる犯罪は後を絶たない。実際、今回の調査研究によっても子どもの単独行動が確認され、「怖い目」にあった経験をもつ子どもの存在が明らかになった。地域の子ども見守り活動は様々な課題を抱えながら、工夫によって満足度の高い活動を行っている団体もあり、活動改善の可能性が示唆された。これらの成果は、地域の子ども見守り活動の継続やその他の子どもの安全確保の課題を検討する上で有効な知見を提供するものである。
|