研究課題/領域番号 |
15K00779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
伊藤 紀美子 新潟大学, 自然科学系, 教授 (10281007)
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研究分担者 |
花城 勲 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 准教授 (30336325)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Branchin Enzyme / Starch Synthase / BE / rice / starch / GBSSI / amylose / amylopectin / コメ / デンプン / 超高アミロース / Branching Enzyme / デンプン粒 / Wha / 高アミロース / デンプン枝作り酵素 |
研究成果の概要 |
新規の特性を持つデンプンの開発と研究のため、イネの三つのデンプン枝作り酵素の発現を減少させたΔBEs/Wxa系統を開発した。その完熟種子の外観は白濁し、粉質性であった。種子割断面では丸く小さな澱粉粒が観察され、空隙が多かった。精製デンプンのX線回折パターンはB型パターンであった。ΔBE/Wxaデンプンの単位鎖長分布は短鎖・長鎖の分布が大きく減少し、重量分布の結果から見かけのアミロース含量は最大で65%以上にも及ぶ、これまでにない超高アミロースデンプンであった。また、真のアミロース含量は最大で47.7%であった。極めて細粒で形状も丸く、粉質であることから、極細粒の粉体としての利用が期待される。
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