研究課題/領域番号 |
15K00813
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
長田 直人 金沢大学, 医学系, 講師 (70456408)
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連携研究者 |
飯田 宗穂 金沢大学, 医学系, 助教 (40705604)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | エネルギー代謝 / 肥満 / 機能性食品因子 / 腸内細菌叢 / 慢性炎症 / ブロッコリースプラウト / 食品機能性因子 |
研究成果の概要 |
ブロッコリースプラウトに含まれる機能性因子グルコラファニンを混ぜた高脂肪食を与えたマウスは体重増加率が約15%抑えられ,内臓脂肪量が約20%減少し,脂肪肝と血糖値の 上昇が抑えられた。その作用機序として,グルコラファニンが,①脱共役タンパク質1(UCP-1)を増加させ,エネルギー消費の増加と脂肪燃焼をもたらすBrowningを促進した。また,②グルコラファニンは,内毒素(LPS)を過剰産生するデスルフォビブリオ科の腸内細菌の増殖を抑制しており,血液中の内毒素を低下させ,代謝性エンドトキシン血症を改善するという作用を発見した。さらに,グルコラファニンの標的分子として転写因子Nrf2が重要であった。
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