研究課題
基盤研究(C)
大豆タンパク質の主なタンパク質画分の一つであるβ-コングリシニンのメタボリックシンドローム改善作用について、種々の病態モデル動物で検討を行った。その結果、β-コングリシニンは体脂肪低減作用および肝臓トリグリセリド濃度低下作用(肥満モデル動物:OLETFラット)、血圧上昇抑制作用(高血圧自然発症モデルラット:SHR/Izm)、インスリン感受性改善作用(2型糖尿病モデル動物:KK-Ayマウス)を示した。さらに、これらの種々の作用はメタボリックシンドロームモデルラット(SHR/NDmcr-cp)においても概ね認められ、メタボリックシンドローム改善因子としてのβ-コングリシニンの有用性が示唆された。
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